創業者のマインドフルネスへの想い
コラム

こちらのページをご覧いただいている方の多くは、「マインドフルネス」で日常をちょっとでもよくしたい、疲れから解放されたい…など、何らか現状を変えたい気持ちをお持ちなのではないでしょうか。

現代社会はインターネットの進展と情報量の爆発的増加によって、あらゆるシーンでスピードが求められています。また人生100年時代といわれる中で、お金や健康、仕事、家族…など、私たちの頭の中には、いつもたくさんの思考が渦巻き、知らず知らずのうちに疲れやストレスを感じています。

実は私も、そんな一人でした。

 

画像:波打ち際と青空

 

それは2年前。当時私は、会社の販売統括本部で、全国各地の営業拠点や販売店の営業の仕組みを根本から変える全社横断プロジェクトのリーダーを担っていました。いつ何をするときも頭の中は仕事のことばかりで、休日も各拠点やショールームに足を運ぶ日々。そんなとき突然襲われたのが、不眠です。2週間経っても眠れず、次第に頭が混乱し、身体のバランスが狂い始めました。簡単なことができなくなり、電車から降りようとホームに一歩足を出すこともできない。病院から出された診断結果は「適応障害」でした。

「まさか私が?」。信じられませんでした。

これまで、メンタルにダメージを抱え休職する方を数多く見てきましたが、「私は大丈夫だろう」と思っていたのです。周囲からもこうした不調に一番縁がなさそうだ、と言われたほど。しかもこんな状況になっても、私の頭の中は「早く戻らないと」「困っている拠点に行かないと」と考えていました。

治すために思いつくものは全てやりました。気術から始まり、カウンセリング、心理学、整体、鍼灸、ウォーキング、森林浴、温泉、ヨガ、ゴスペル、アロマ…。でも、どれもそのときは安定しても、日常生活に戻ると元に戻ってしまう。そして、最後に残ったのが、マインドフルネスでした。

 

画像:海辺の砂浜に男性インストラクターが座っている様子

 

最初は半信半疑。それでも毎日座ることを習慣にするうち、次第に自分の中にたくさんあった「こうあるべき」が、ふわーっと溶けるように消えていくのを感じました。以前は誰かと意見が衝突すると「ガシャッ」と瀬戸物同士が当たるような感じだったのが、自分がゴムになったかのように「ボムッ」と、受容できるような感覚。また知覚が冴え、以前は気がつかなかった鳥のさえずりが聞こえたり、集中力が高まり、全く読まなかった本も活字がグングン入ってきたり、また、色んな事に興味が沸き、SUP、サーフィン、クロスバイクに挑戦したり…、これまでだったら考えられないような変化が次々と起きたのです。

私はこのような実体験を通して、マインドフルネスは同じように悩んでいる方はもちろん、この時代を生きる全ての方々に必要なものだと確信しました。朝起きて顔を洗うように、また子どもの頃の夏休みのラジオ体操のように、日常に当り前にマインドフルネスがあったら、一人ひとりの生活や人生の質を一変させることができる。そしてそれは、日本全体のパフォーマンス向上にもつながっていく。私は、最新脳科学の研究で有効性が実証されているマインドフルネスを、自身の経験をもとにした独自のプログラム「日常に溶け込むマインドフルネス」として伝え、一人でも多く方が豊かな人生を送れるようサポートしていきます。

 

オンラインサロンに参加

オンラインサロンでお会いできることを、
心より楽しみにしております。